Chardin シャルダン展

●ジャン・シメオン・シャルダン(1699~1779)仏



シャルダンの絵画は、その日常的・現実的な題材、静物画にみられる真に迫った写実表現などに、17世紀オランダ絵画の影響が顕著に見られる。それとともに、その造形感覚や光と影の描写は、同時代の画家のなかでもきわだった近代性を示しており、後の印象派に通じるものがある。(WIKI)


木いちごの籠(1761)




●ヴァリアントの比較
同一主題で複数の作品を残したシャルダンの
ヴァリアント(同主題の異作)による
個性の違いを見比べることができます。(HPより)
桃の盆とぶどう(1758)
桃の籠 (1768)

●私と学芸員の方との会話です。
「こちらとむこうに似たものがありますが?」
「10年の時間差があります!」
並列にならべない理由があるようです。


ほかにも
「羽をもつ少女」・「食前の祈り」
などのヴァリアントがあります。
銀のゴブレットとりんご(1768)

ぶどうの籠(1764)
反射光の表現が巧みです!
17~18世紀静物画は渋くて素敵です!














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マルケ (1931)
トリエル、晴れた日
三菱一号館美術館蔵

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