広尾散歩

琳派から日本画へ
-和歌のこころ・絵のこころ-


山種美術館です。




鹿下絵新古今和歌集和歌巻断簡

こころなき 身にも哀れは しられけり
鴫たつ沢の 秋の夕暮 
 
西行1180~1190


俵谷宗達・絵
本阿弥光悦・書 1558~1637




もとは宗達が鹿の様々な姿態を下絵に描き、
光悦が「新古今集」巻第四・秋歌上の和歌
二十八首を記した長巻だったが、
益田鈍翁によって二分され、
後半部はシアトル美術館の所蔵となり、
前半部はさらに分割、
現在は諸家に分蔵される。(解説より)


そういえば、いくつか分離されたものを
個別にみたことがあります。



八橋図
尾形乾山1663~1743

「伊勢物語」第九段の絵画化。


いろいろな八橋図があります。
これは小ぶりですが魅力的です!





月梅図 酒井抱一
秋草鶉図 酒井抱一


月の形が素敵です!














LUNCH
美術館のちかくでランチです。
bistro   シロ


きんかんのソルベ

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