藤井達吉の全貌

●渋谷の松濤美術館です。




藤井 達吉(ふじい たつきち、1881年6月6日 - 1964年8月27日)は、近代工芸の革新を志した工芸家、図案家。愛知県出身。戦後は愛知県小原村和紙工芸を振興した。
2008年には碧南市藤井達吉現代美術館が開館した。(WIKI)

藤井達吉の全貌
野に咲く工芸
宙を見る絵画


 薊図 左隻 大正後期
創作染織図案集 1933



藤井はあらゆる技術と材料を猟蒐しタブーを侵して混交し、
そのための発想と制作は一人の工芸家の手に統合されなければ
ならないと考えました。
その活動は驚くほど広範囲で、
七宝、刺繍、染色、金工、木工、陶芸、手すき和紙など
工芸全般にわたり、さらには
日本画、墨画、油彩画、木版画、装丁などの
制作も多彩です。(パンフより)



大島風物図  右隻  大正5年

この雲のカタチ!

 土星 1953  紙本着色 金箔

●作品の広範囲なヴァリエーション、
ベースにある発想のしなやかさを感じました。

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