具体人:in KARUIZAWA


●KARUIZAWA
NEW ART  MUSEUM




吉原冶良


具体美術協会(ぐたいびじゅつきょうかい、具体美術具体GUTAIとも)は、
戦前から活躍していた前衛画家・吉原治良を中心に1954年兵庫県芦屋市で結成された団体。
(WIKI)




●具体の美術展に軽井沢で遭遇するとは思いませんでした。
六つの個展
六人の作家展です。


なかでも、私は元永定正作品に触発されました。


しろいひかりのあかまるふたつ  1983



















●館の方のお話によりますと、
[具体集団]の魅力を
世界に向けてよりいっそう
発信してゆきたいそうです。







同時開催中
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LAVRENTY  BURUNI
≪ドゥシャ  震える魂~花とバレリーナ≫





 ロシア出身のラブレンティ・ブルーニは30年もの間、花を描くことに自身の芸術的情熱を注ぎ込んできた。作家自身によって『震える魂 〜花とバレリーナ〜』と銘打たれたこの展覧会では、大小各種、さまざまな花の詩篇を、油彩・水彩合わせて約30点展示する。ブルーニはロシア国内のみならず、欧米や日本でも大きな関心が寄せられている存在である。

 花はブルーニにとって表現手段の礎となるものであり、作品は多様なサイズと色彩で展開されている。一輪で、花束で、満開の姿で、時には寓話的な激しい花びらの雨として……。激しく沸き起こる自身の衝動を抑制しつつ、大小様々な花びらを、色彩豊かに、しかし寡黙な筆致で描き出してきた。他作家と比較しても、ブルーニが最も重きを置くのがテクスチュアである。それはとりわけ油彩において顕著であり、チューブからたっぷりとひねり出された絵具は、本能的に一筆書きで塗り伸ばされ、他の原色とほとんど交わることはない。自由な表現を志向するアーティストの、全エネルギーの滾(たぎ)りである。ブルーニは絵具を三次元的に造形し、素材と格闘し、色彩を官能的に共振させる。純正なる色彩のきらめきは、そうした相互作用によってもたらされるのだ。
(パンフより一部参照)






●カーボン・ボードから
こぼれ落ちそうな花びら、
もう一度見たくて
2日連続して訪れました。


コメント

  1. 西宮市大谷記念美術館
    没後20年 具体の画家
    正延正俊     

    8月2日まで

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