Orsay Nabis:オルセーのナビ派展





ナビ派の誕生のきっかけとなったのは、1888年、パリのアカデミー・ジュリアンの学生監を務めていた画家ポール・セリュジエが、ブルターニュを訪れた時、ポール・ゴーギャンから指導を受けたことである。ゴーギャンは、若いセリュジエと森の写生に赴いた際、「あの樹はいったい何色に見えるかね。多少赤みがかって見える? よろしい、それなら画面には真赤な色を置きたまえ……。それからその影は? どちらかと言えば青みがかっているね。それでは君のパレットの中の最も美しい青を画面に置きたまえ……。」と助言したという。アカデミーで正確な外界表現を教えられていたセリュジエにとっては、ゴーギャンの説く大胆な色彩の使用は衝撃であった。セリュジエはその日の夜行電車でパリに戻り、アカデミー・ジュリアンの仲間であるピエール・ボナールエドゥアール・ヴュイヤールモーリス・ドニポール・ランソンにゴーギャンの教えを伝え、共鳴した彼らによってナビ派のグループが形成された[1]。その後、アカデミー・ジュリアンの外からも、ゴーギャンの友人アリスティド・マイヨール、オランダ出身のジャン・ヴェルカッド英語版、スイス出身のフェリックス・ヴァロットンといった若者がグループに加わった。(WIKI)






オルセー美術館から
油彩70点・素描約10点



Pierre  Bonnard

庭の女性たち
1890-91
(四季を表す)
キャンバスに貼りつけた紙
デトランプ(テンペラ)
160cm✖️48cm


●この絵に興味がありました。
それはどんな大きさなのかです。
実際に今回見て納得することができました。

ボナールは「日本かぶれのナビ」と
あだ名で呼ばれたそうです。

確かに浮世絵・掛け軸を
連想させる構図です。

デトランプの色合いも素敵でした。




ピエール・ボナールPierre Bonnard1867年10月3日 - 1947年1月23日)は、ナビ派に分類される19世紀20世紀フランス画家
ポスト印象派とモダンアートの中間点に位置する画家である。版画やポスターにも優れた作品を残している。ボナールは一派の画家(ナビ派)の中でも最も日本美術の影響を強く受け、「日本的なナビ」と呼ばれた。また、室内情景などの身近な題材を好んで描いたことから、エドゥアール・ヴュイヤールと共にアンティミスト(親密派)と呼ばれている。






モーリス・ドニ
1893
ミューズたち
油彩画油彩・キャンバス

●モーリス・ドニの色調は独特です。
モス・グリーンとセピア
の組み合わせは不思議な世界です。


モーリス・ドニ
テラスの陽光
1890年

●ナビ派をまとめて見るのは初めてでした。
個性の集合が全体トーンを
生み出しているような印象を受けました。






・・・・・・・・・・・・・
●「1900年」
ベルナルド・ベルトリッチ監督
ドミニク・サンダ


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