ハマスホイとデンマーク絵画:Vilhelm Hammershoi


●2008年展示会を見逃し、
ずっと気になっていたハマスホイです。
室内・女性一人・グレー
ミニマルな魅力にあふれていました。





身近な人物の肖像、風景、そして静まりかえった室内――限られた主題を黙々と描いたデンマークを代表する画家ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864-1916)。17世紀オランダ風俗画の影響が認められることから “北欧のフェルメール” とも呼ばれるハマスホイの作品は、西洋美術の古典を想起させる空気を纏いつつ、近代の都市生活者特有の、ある種の郷愁を感じさせます。
欧米の主要な美術館が続々と作品をコレクションに加えるなど、近年、ハマスホイの評価は世界的に高まり続けています。日本でも2008年にはじめての展覧会が開催され、それまでほぼ無名の画家だったにもかかわらず、多くの美術ファンを魅了しました。
静かなる衝撃から10年余り。日本ではじめての本格的な紹介となる19世紀デンマークの名画とともに、ハマスホイの珠玉の作品が再び来日します。(HP)





ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershøi,1864年5月15日1916年2月13日)は、デンマーク画家。姓はハメルショイとも表記される。作品としては、白・黒・灰色を基調とした抑えた色調で、時間の止まったような静寂な空気を感じさせる細密なタッチの室内画が中心である。室内風景画の多くには鑑賞者に背を向けた人物(その多くは彼の妻イーダ)
が描かれている。
ハンマースホイは生前にはデンマークを代表する画家として、特に国外で名声を得たが、その死後は急速に忘れられていった。再評価が始まったのはようやく20世紀末になってからである。(WIKI)



背を向けた若い女性のいる室内
1903-04



ライラの風景
1905


夏の夜、ディスヴィレ
1885


ゲントフテの風景
1892


●室内作品以外のものもミニマルです。




Nikolaj Hess

Impressions 
of
Hammershoi












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ピーザ・スィヴェリーン・クロイア
スケーイン南海岸の夏の夕べ
1893
Artist:Kroyer, Peder Severin (1851-1909)

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