カフカ:長編3部作ほか
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カフカの長編三部作、
『審判』『城』『失踪者』
を読みました。
城、失踪者は共に未完です。
城は600ページを超える長編で
読後未完と知りました。
私にこの永劫回帰のストーリーを
完了まで想像する能力はありません。
未完よりも長い作品は無いように思えました。
城
:最後の文章
Kは、すでに玄関にいた。
ゲルトステッカーがまたもや彼の袖口をつかんだ時、
お内儀が、彼に向かって叫んだ。
『明日、新しい服ができてくるのよ。
もしかしたら、あなたを呼びにやらせるかもしれません』
フランツ・カフカ(Franz Kafka, ときにチェコ語: František Kafka, 1883年7月3日 - 1924年6月3日)は、現在のチェコ出身のドイツ語作家。プラハのユダヤ人の家庭に生まれ、法律を学んだのち保険局に勤めながら作品を執筆した。どこかユーモラスな孤独感と不安の横溢する、夢の世界を想起させる[1] ような独特の小説作品を残した。その著作は数編の長編小説と多数の短編、日記および恋人などに宛てた膨大な量の手紙から成り、純粋な創作はその少なからぬ点数が未完であることで知られている。
生前は『変身』など数冊の著書がごく限られた範囲で知られるのみだったが、死後中絶された長編『審判』『城』『失踪者』を始めとする遺稿が友人マックス・ブロートによって発表されて再発見・再評価をうけ、特に実存主義的見地から注目されたことによって世界的なブームとなった。現在ではジェイムズ・ジョイス、マルセル・プルーストと並び20世紀の文学を代表する作家と見なされている。(WIKI)
カフカ自筆
Franz Kafka, da Lettere a Milena
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