所蔵作品展:清宮質文展

戦後日本を代表する木版画家・清宮質文(せいみや・なおぶみ)は、1950年代より木版画の制作に取り組みました。戦後の復興を経て、高度経済成長期の日本では新しい技法などを用いた実験的な版表現が主流になっていきますが、清宮はそのような美術動向と距離を置き、透明感あふれる繊細な木版を追求しました。清宮にとって、版画は複製を前提とした芸術ではありませんでした。色調や摺りの加減を1点ずつ緻密に調整して制作された作品からは、精魂をこめて版を重ねる清宮の息遣いすら伝わってくるようです。その詩情豊かで内省的なイメージは、多くの人々を魅了し続けています。


🔵久しぶりに清宮作品に出会うことができました。

たぶんすべて初めてです。















🔵ガラス絵は特に魅了苦的です。











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