ジョルジョ・モランディ画集
●ふと横を見ると 「ジョルジョ・モランディ ようこそ幻の展覧会へ。」 と題された画集が目に入りました。 ●表紙帯の文章 東日本震災の影響で惜しくも中止になった展覧会 「ジョルジョ・モランディとの対話」 出版予定だった展覧会カタログが、モランディの画集として生まれ変わりました。 喪としての絵画、あるいは幻の展覧会のために 岡田温司 ようこそ、幻の展覧会へ。 「それにしてもなぜこの画家は同じ壜や壺ばかりを 繰り返し描きつづけたのか」 展覧会をご覧いただいた皆さんの多くが、 おそらく最初に抱いたのが、そういう率直な 疑問ではないだろうか。(同書解説文より一部引用) ●モランディは以前2~3点の小さな作品をみたことがあります。 「なんと心地よい静物画」 という印象を抱いたのをおぼえています。 哲学的ですね! ジョルジョ・モランディ ( Giorgio Morandi , 1890年 7月20日 - 1964年 6月18日 )は、20世紀前半に活動した イタリア の画家。20世紀イタリア美術史において最も重視される画家の一人である。さまざまな芸術運動が生まれては消えていった20世紀において、独自のスタイルを確立し、 静物画 を中心にひたすら自己の芸術を探求した画家であった。初期には 未来派 や 形而上絵画 の運動に近付いたこともあったが、生涯にわたって特定の画派や運動に深入りすることなく、独自の道を歩んだ。(WIKI) ●アトリエ:モランディ