● 型絵染の人間国宝、 芹沢銈介 せりざわけいすけ (1895~1984年)は、柳宗悦との出会いをきっかけに民藝運動に共感し、沖縄の紅型から、独自の型絵染を創始したことで知られています。その多彩な創作活動を通観すると、染色作家という枠では語り尽くせない、色彩と造形の魔術ともいうべき世界が広がり、卓越したデザイナーであったとわかります。 生誕120年を記念して、第1部「デザイナー芹沢銈介〜多彩な造形表現」と第2部「芹沢銈介の目〜収集した世界各国の美術・工芸品」の2部構成で、その美意識と感性にせまります。(HP) 1976年 フランス政府から招聘されパリで「芹沢銈介展」開催(国立グラン・パレ美術館) 四季曼荼羅二曲屏風 1971 晴雨二曲屏風 1962 晴 雨 牡丹に桐文帯地 1971 苗代川文着物 1955 ●素敵な芹沢銈介の世界を、垣間見ることができました。 静岡の芹沢美術館で、たくさん見たつもりでしたが 屏風などいくつか初見のもの...