オットー・ネーベル展:Otto Nebel
● 解説によりますと ネーベルはクレーに似ていると よく言われるそうです。 私も正直そう思いました。 私の知らなかった作家です。 この個展をつうじて バウハウスの偉大さを また思い知らされたような 気がします。 オットー・ネーベル(1892〜1973)はベルリンに生まれ、スイス・ドイツで活動した画家。1920年代半ばにワイマールに滞在し、バウハウスでカンディンスキーやクレーと出会い、長年にわたる友情を育んだ。美術のみならず、建築や演劇も学んだネーベルは、画家としてだけでなく、版画家や詩人としても活動した。 (美術手帳) カラーアトラス 1931 ナポリ ポンペイ 建築のフォルムと緑 1931 ●表面がレリーフ状に浮き上がっています。 特徴的な表現です。 ネーベルは背景の点の数を、数字で 2872個と記憶している几帳面な 作家であったそうです。(解説) 満月のもとのルーン文字 1954 (ゲルマン語の古書体) 冬の構成 1940 黄色がひらひら 1939 明るい黄色の出来事 1937