長谷川利行展:七色の東京
長谷川利行(はせかわとしゆき、1891-1940)、通称リコウ。京都に生まれ、20代は短歌の道を志し、30歳を過ぎてから上京。ほとんど独学と思われる油絵が 二科展 にかてん や1930年協会展で認められます。しかし生活の面では、 生来 せいらい の放浪癖からか、浅草や山谷、新宿の簡易宿泊所を転々とするようになり、最後は三河島の路上で倒れ、 板橋の東京市養育院で誰の看取りも無く49年の生涯を閉じます。(HP) いつ頃に絵を始めたか不明であるが、独学ながら非常に速筆で、1~2時間ほどでれっきとした油絵を仕上げてしまう。自身の「アトリエ」を持たず、「思い立ったら絵を描く」 スタンスを生涯続けた。(WIKI) ● いままでに利行の絵を見たのは ほんの数展です。 しかも風景画のみです。 今回、人物画、静物画など 140点を目に焼き付けました。 ● 迷いの無い自由奔放な 魅力に あふれています。 カフェ・パウリスタ 1928(部分) 全体 童女 little girl 1929 荒川風景 1935 油彩・ガラス絵 霊岸島の倉庫 1937 女の顔 1937 青布の裸婦 1937 パンジー 1938 新宿風景 1937