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中西夏之展:1962−2011

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2016年に惜しくも逝去した中西夏之は、様々な様式、メディア、領域を横断しながら活動を展開し、日本の戦後美術を代表する作家として高く評価されてきました。本展ではその半世紀にわたる軌跡を辿ります。 60年代に日常を攪拌するパフォーマンスに使用する目的で制作された《コンパクト・オブジェ》や、絵画と鑑者を包摂する空間構造を考察した80年代の代表的なシリーズ《弓形》や《ℓ字型》から、2000年代以降のペインティングまで、貴重な未発表作品を含む約10点を展覧します。(HP) 🟠 私が初めて中西作品と出会ったのは、 十数年ほど前、夏の軽井沢でした。 白のドットにラヴェンダーとグリーンの展開で 8から10点ほどの縦型大型連作でした。 美術館で見たものと思いますが、 その時の衝撃は忘れられません。 いま再び出会えたことは幸せでした。

ANSELM:傷ついた世界の芸術家

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戦後ドイツを代表する芸術家アンゼルム・キーファーの全貌に迫るドキュメンタリー。 その人生と創作活動の軌跡をたどると共に、多彩な表現で生み出された彼の膨大な作品群を紹介する。 公開日:  2024年6月21日 ( 日本 ) 監督:  ヴィム・ヴェンダース 🔵 4月 青山のアンゼルム・キーファー展 からすぐに映画公開されましたので 日比谷に出かけました。 なれないメガネ3D映画です。 アンゼルム・キーファーが ヨーゼフ・ボイスに師事したとあります。 パレルモ・リヒター・クネーベル 1960年代の デュッセルドルフ芸術アカデミー は、 現代芸術家の天才集団だったのですね。 私の好みはどちらかといえば、 重いリヒター・キーファー系 よりも 軽いクネーベル・パレルモ系です。 アンゼルム・キーファー    ヴィム・ヴェンダース 🟠 映画の構造は キーファーの人生を横軸に 各地にあるアトリエ、 制作バックグラウンドを縦軸に 展開されていきます。 🔵 映画の最後あたりに 「存在の耐えられない軽さ」 ミラン・クンデラをキーファーが語る場面があります。 眠かったのか字幕の送りが早すぎたのか 内容把握できませんでした。 おぼろげながら、 現代は人生を軽く考えすぎているのではないか? と言っていたような気もします。 『 存在の耐えられない軽さ 』( The Unbearable Lightness of Being )は、 1988年 製作の アメリカ映画 。  冷戦下 の チェコスロバキア の プラハの春 を題材にした ミラン・クンデラ の 同名小説 の映画化。 🟠 良い映画でした!

Le Salon Jacques Borie

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サバラン➕マスカルポーネ 資生堂マーク YOICHIRO MASUDA 1946年 フランス・ペリゴール生まれ。『グラン・ヴェフール』、『ホテル・ド・クリヨン』をはじめ、パリの名だたるレストランでキャリアを重ねた後、1973年来日。1986年『レストラン ロオジエ』のシェフに就任。1982年フランス国家最優秀職人章獲得、2002年フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章。長年、資生堂パーラーのエグゼクティブ プロデューサーとして活躍 🟠 伊勢丹4FのCafeで Uさんと待ち合わせ。 古い記憶を呼び起こすと、 ここには以前来たことがありました。 VTR機器を廃棄しても持ちつずけた私の最後のVTR。 DVD化をお願いしました。  

カルダー展:Calder`s Work

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🟠 麻布台ヒルズ ギャラリー カルダーのキネティック・アートを 知りたくて出かけました。 空気が流れないのでただいま静止中です! 楽しい世界のフルスペック展開です! 影の映り込み! フックが気になりました! アレクサンダー・カルダー(1898年〜1976年) カルダー(1898年ペンシルベニア州ローントン生、1976年ニューヨーク市没)は、20世紀を代表する芸術家です。古典的な芸術家の一家に生まれた彼は、針金を曲げたりねじったりすることで、立体的な人物を空間に「描く」という新しい彫刻の手法をあみだし、芸術活動をスタートさせました。吊るされた抽象的な構成要素が、絶えず変化する調和の中でバランスを保ちながら動く「モビール」の発明で最もよく知られています。1931年にマルセル・デュシャンによって造られた「モビール」という言葉は、フランス語で「動き」や「動因」を意味します。初期のモビールにはモーターで動く作品もありましたが、しだいにカルダーは作品を機械駆動させることをやめ、気流や光、湿度、人間の相互作用に反応する作品を多く制作していくようになります。モビールの重要な要素として「動き」を用いた彼は、キネティック・アートの先駆者の一人となりました。また、カルダーは、芸術家仲間でもあるジャン・アルプが「スタビル」と名付けた静止した抽象的な作品も制作しています。 カルダーは、動く彫刻であるモビールによって近代彫刻の概念を一変させ、最もその名を知られていますが、絵画、ドローイング、版画、宝飾品など、数多くの作品を制作し、幅広い分野で活躍しました。1950年代以降になると海外からの制作依頼に関心を向けるようになり、ボルトで固定した鉄板を使った壮大なスケールの屋外彫刻の制作にますます力を注ぐようになりました。今日、これらの記念碑的な作品は、世界中の公共スペースで見ることができます。(HP)